ごあいさつ

『働き、学び、役立ち、楽しもう』

 団塊の世代が定年を迎える時代、社会構造的にも大きな変化が現れています。ますます少子高齢化が進み、シニア層が社会を担っていかなければならなくなりました。その中で、最期までいきいきと暮らせる長寿社会を創り出すのが、私ども公益社団法人長寿社会文化協会の役割だと思います。

 そこで、『働き、学び、役立ち、楽しもう』というテーマを掲げ、新しい長寿文化の創造をしています。

「ともに働き、社会に役立ち、元気に学び、もっと楽しもう」

と呼びかけています。賃金を得るためだけに働くのではなく、地域のボランティアとして役立ち、NPOとしての社会参加をすすめ、そのためにも学び合い、そして高齢期の新しい楽しみ方を拓いていこうと、さまざまな提案や企画をしています。

 ひとりひとりが力を合わせて、新しい高齢社会を創り出していきましょう。
そのための共通の場として公益社団法人 長寿社会文化協会は、みなさんと共に歩みます。

公益社団法人 長寿社会文化協会(WAC)
会長 京極 髙宣

設立趣旨と誕生


 人口の高齢化が激しく進行するなかで、これからの日本においてはどのような施策と心構えが必要となってくるのでしょうか。新しい視野から豊かで活力ある21世紀の長寿社会を構築していくためには、当事者である中高年自身の自覚と自立、そして仲間作りとネットワーク作りが大きな意味を持ってきます。そのような社会の実現に寄与したいと、公益社団法人長寿社会文化協会(WAC)は設立されました。

 この課題に継続的に取り組んでいくため、次のようなことをコンセプトとしています。 

●長寿社会に関して、当事者であるシニアおよびその団体が参加し、
 活力ある長寿社会を作っていく。
個人の長寿が、停滞や衰退ではなく、発展と成長につながる
 ライフスタイルを創り出していく。
長寿社会文化について、調査、研究、啓発活動を行う。


 シニアの健康と生きがい作り、地域の相互扶助機能の活性化を促進する活動を行う。  
このような目的を実現するために、

コミュニティ・カフェのネットワーク化を進め地域コミュニティ作りの推進
高齢者・認知症疑似体験等の研修により、
 高齢者にやさしい商品・サービスの開発、環境・社会づくりに寄与する
健康マージャン教室や高齢者向け料理教室を運営する
活動グループであるWACポイントを多様につくり、
 長寿社会に関するさまざまな情報の提供とネットワーク作りなどの
 事業に積極的に取り組んでいます。



 こうした社会的役割のもとに、本協会は中高年を中心とした公益性のある会員組織として、また非営利の不偏不党の立場で運営されています。  

 以上のような趣旨に基づき、公益社団法人 長寿社会文化協会は、旧制度の社団法人として1988年4月22日に経済企画庁(現・内閣府)を主務官庁として許可されました。民間の高齢化問題に関する団体としては第1号の社団法人です。 そして、1995年7月、それまでの活動が評価されるとともに、今後の高齢社会のなかにおけるさまざまな課題に対処していくため経済企画庁(現・内閣府)・厚生労働省の共管となりました。 そして2010年6月1日に新制度下の公益社団法人 長寿社会文化協会となりました。これまでにも増して、世の中を明るく活力あるものにしていきますのでよろしくお願いします。

WACの概要

(201971日現在

名 称

公益社団法人 長寿社会文化協会
(Wonderful Aging Club = WAC)

設 立

1988年4月22日 社団法人許可(主務官庁:内閣府・厚生労働省)
2010年6月 1日 公益社団法人認定

会 長

京極 髙宣

理事長

升田 忠昭

理 事

16名

監 事

2名

本 部

〒105-0011 東京都港区芝公園2-6-8
日本女子会館1階 TEL 03-5405-1501 FAX 03-5405-1502

目 的

(定款より)

本協会は、長寿社会に関する自主的な社会参加活動の活性化、組織化を推進するとともに、長寿社会に関する調査、研究、啓発活動、高齢者の福祉、健康、生涯学習、生きがい作りの支援活動ならびに地域の相互扶助機能の活性化促進事業を行い、もって豊かで活力のある長寿社会の構築と長寿社会文化の発展に寄与することを目的とする。

事 業

(定款より)

 

本協会は、前条の目的を達成するため、日本全国において次の事業を行う。
(1)長寿社会に関する社会参加活動組織の育成、援助およびその指導者の養成に関する事業
(2)長寿社会に関する総合的な調査、研究および情報の提供に関する事業
(3)長寿社会に関する啓発・福祉サービスの質の向上に関する事業
(4)長寿社会に関し社会参加活動を行う内外の団体との交流、連携に関する事業
(5)高齢者の福祉、健康、生涯学習、生きがい作りの支援に関する事業
(6)介護・介助の担い手育成ならびに高齢者の雇用・就労支援、生活にかかる相談に関する事業
(7)世代間交流その他地域の相互扶助機能の活性化に関する事業
(8)その他本協会の目的を達成するために必要な事業


WAC組織図

上記の『WAC組織図』をご覧になるになるためには、Adobe社の“Adobe Reader”が必要です。お持ちでない方は、上のアイコンをクリックすると、無料ダウンロードサイトへいけます。

ディスクロージャー

ポイント活動とは

ポイントとは?

 ポイントとは、本協会の会員による自主的な社会参加活動の単位を言います。
具体的には、全国各地でポイントリーダーを中心に、高齢者疑似体験、健康マージャン、ヘルパー研修等など、さまざまな活動を自主的に行っています。(各地のポイント活動はこちらへ)
 本協会の活動は、このポイント活動と、本部が行う本部事業が骨格となっています。

ポイント活動に参加するには?

 各地で活動しているポイントの、イベントや活動に参加されたい場合は、「各地のポイント活動」から活動地域・活動内容を確認して、ポイントに直接ご連絡ください。
 活動内容やイベント情報は、このホームページ上で公開しているほか、本協会の機関誌「ふれあいねっと」でも紹介しております。

ポイント活動を自ら運営したい場合は?

 本協会の会員は、本協会の目的にかなう活動を行うため、ポイントとして自ら中心となって、グループ活動を行うことができます。
 自らポイントリーダーとなってポイントを運営したい場合は、本協会の正会員となって、個人会員2人以上の仲間とともに本協会へ申請していただきます(詳細はこちらへ)