訪問介護員(ホームヘルパー)

研修テキスト2級課程

一番ヶ瀬康子監修

~ぬくもりある介護をめざして~

元WAC会長 日本女子大学名誉教授 一番ヶ瀬康子このテキストは、読み物としても充分に楽しめるテキストとして、1999年から多くのヘルパー研修生たちに愛読され、さまざまな声が寄せられています。

また、このテキストはWAC主催のホームヘルパー養成講座だけでなく、行政主催の研修や介護福祉専門学校などでも採用されております。

2003年に改正された介護保険制度や支援費制度のしくみや実際の業務もすっきりと順序だてて理解できるように工夫されております。このテキストが、今後ホームヘルパーとして仕事や活動をはじめたいと考えておられる受講生たちの“座右の書”として大いに活用されるよう期待しております。

21世紀はまぎれもなく少子高齢社会です。みんなで力を合わせて、豊かで安心して暮らせる地域社会づくりを進めていこうではありませんか。

〜テキスト総もくじ〜

第Ⅰ巻 
『ホームヘルプサービスとは何か』

第Ⅰ編 福祉サービスの基本視点

  • 第1章 福祉理念とケアサービスの意義
  • 第2章 サービス提供の基本視点

第Ⅱ編 高齢者保健福祉の制度とサービス

  • 第3章 高齢者保健福祉の制度とサービス
  • 第4章 障害者(児)福祉の制度とサービス

第Ⅲ編 ホームヘルプサービスに関する知識

  • 第5章 訪問介護(ホームヘルプサービス)概論
  • 第6章 ホームヘルパーの職業理論

第Ⅱ巻 
『ホームヘルプサービスの方法』

第Ⅳ編 サービス利用者の理解

  • 第7章 障害・疾病の理解
  • 第8章 高齢者、障害者(児)の心理
  • 第9章 高齢者、障害者(児)の家族の理解

第Ⅴ編 介護に関する知識と方法

  • 第10章 介護概論
  • 第11章 介護事例検討
  • 第12章 在宅・福祉用具に関する知識

第Ⅵ編 家事援助に関する知識と方法

  • 第13章 家事援助の方法



第Ⅶ編 相談援助とケア計画の方法と技術

  • 第14章 相談援助とケア計画の方法

第Ⅲ巻 
『ホームヘルプサービスの実際』

第Ⅷ編 関連領域の基礎知識

  • 第15章 医学の基礎知識
  • 第16章 在宅看護の基礎知識
  • 第17章 リハビリテーション医療の基礎知識

第Ⅸ編 技術演習

  • 第18章 共感的理解と基本的態度の形成
  • 第19章 基本介護技術
  • 第20章 訪問介護計画の作成と記録・報告の技術
  • 第21章 体験学習

〈定 価〉
1セット/7,350円(税込み)  
割引価格 1セット/ 5,250円(税込み)
*30セット以上購入の場合


支援費制度をはじめとする障害者福祉の制度とサービスに関する記述を充実させました。


知的障害者や精神障害者の日常を福祉的就労などの実際を通して、現実的にわかりやすく、問題点を含めて提示しています。


ケアプランの作成例は、2003年4月に改訂された単価基準を採用し、身体介護と生活援助などで組み合わせました。


わかりづらいケアマネジャーの役割についても、モニタリングやケアプランの評価、サービス計画の変更などについて経過をおって具体的に解説しています。

ヘルパー研修生たちから寄せられた声

  • 人の命を預かる仕事ということで、知識や技術の向上などの重要性は、ある程度覚悟してきましたが、内容の濃さ、細やかな説明には驚きました。
  • 高齢者介護だけでなく、障害者の方に対しての介助のしかたなど勉強になります。
  • 寮母をしています。勉強をはじめて、あらためてお年寄りとの信頼関係を深めることの大切さを知りました。
  • ホームヘルプサービス概論では、ヘルパーの心がまえを学び、このテキストのなかでいわれている熱い心、冷たい頭、たくましい腕の備わったヘルパーをめざしたいと思いました。